饅頭を化粧箱に入れるようになった理由

日本伝統のお菓子というと、大福やみたらし団子などの饅頭です。
平安時代に中国からお菓子作りが伝わり、最初は小豆ではなく小麦を原料にしたきな粉でしか作られていませんでした。
また餅ではなく米粉を使用しており、当初は貴族の間でしか食べられない高級なお菓子だったわけです。
貴族とはすなわち、天皇家に関わりのある方々なので、この方に献上するための専用の箱に入れられていたわけです。

これを化粧箱と呼んでおり、現代でも大切な人への贈り物をするときに化粧箱に入れるようになりました。

化粧箱情報を集めました。

饅頭でも最近では化粧箱に入れるようになっていますが、なぜこのような対応をするようになったのでしょうか。

その答えとなるのが贈答です。

以前は物流網がさほど発達をしておらず、国内でも発送までに約2日間は掛かりました。
生菓子を送るには都合が悪く、昔は食べ物を宅配するという考えはなかったわけです。



ところが今では24時間物流活動をなされており、最短では当日のうちに指定先に荷物が届くようになりました。

生菓子である饅頭もお中元やお歳暮の選択肢になったので、化粧箱に入れられるようになったわけです。



なお、好まれている化粧箱は、和紙です。

湿気がこもらず、中の和菓子の鮮度をそのまま保てるので活用のし甲斐があるということでしょう。

バレンタインなどでも利用されており、100円ショップでもシーズンになったら販売されるようになっている便利なアイテムになりました。